高知でオリジナルTシャツ製作にチャレンジしました。あまり知られていないかもしれませんが、高知市から西に約30分。仁淀川という一級河川があります。昔は材木・紙すきで栄えていました。和紙に染め絵をし団扇(うちわ)や障子紙や和紙工芸品を製作販売しているんです。その「染め」にTシャツを用いて、オリジナルTシャツを作りました。最初は和紙に染料で染めを行います。ちょっと黄色っぽい和紙を尖がらせるように絞り込み先っちょを染料液の入った容器に浸します。この浸す時間を数秒変えると、柄の輪の色の大きさがおっきくなったり、ちっちゃくなったりするんです。染料の液が薄いとぼわ~んと広がりますし、濃いとはっきり出ます。この濃い薄いで何ともいえない温かい雰囲気がでるんですね。染めた和紙を団扇の骨にこれまた和糊で貼っていきます。すぐには乾かないので、乾いている待ち時間にオリジナルTシャツ作製に挑戦です。正確には「オリジナルTシャツ染め」ですね。Tシャツは真っ白。生地に和紙染めと同じ要領で絞って尖がらせた先端を浸していきます。ただし、あまりギュッと絞りすぎると乾いた時Tシャツが「伸びる」ので要注意……これまたぼわ~んと実にいい味の染め柄が浮かぶんです。好きに染めたTシャツを乾かしている間に、団扇を完成させます。貼って乾いた和紙を団扇の骨の輪郭に沿って切っていくんです。完成したら、世界に一つだけのオリジナルTシャツを着て世界に一つだけの団扇片手にお茶を飲む。なんて風情(ふぜい)なんでしょ……ちょっとイキな雰囲気ですよ……